FPT フジパワーテック株式会社【発電(ソーラー発電)・蓄電(高速充電)・動力(モーター)】

カムド式DCモーター
 

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VOL.1 「カムド」を開く時が来た

 
fujiパワーテック

まず最初に、カムド式DCモーターの開発者であられる水島さんにお話を伺いたいと思います。このモーターを開発するきっかけは何だったのでしょうか。

水島:

ある調査をしていた時に、1950年代後半、南アフリカである人物がとんでもない技術発明を行ったことが判ったんです。非常に革新的な電磁技術だったんですが、それは発表されることなく歴史の闇に埋もれてしまいました。これまで私は15年かけてその技術の核心を模索してきました。その結果、アドバンストDCモーターの発想にたどり着いたんです。

このモーターの特徴を簡単に説明していただけますか?
水島:

まず回転方法に無駄がないということです。
つまり電磁エネルギーを回転力と回転速度に無駄なく換えてしまうということです。

それは従来のモーターと大きく違うことなのでしょうか?
水島:

従来のモーターは力を強くしようと思うと回転速度が遅くなる傾向にあります。
それだけ電気を無駄に使うことになります。つまりモータ自身の自己消費電力が大きいということです。このカムド式DCモーターは、その無駄の無い回転方法によって、モーターの自己消費電力を最少に抑えることができるんです。

取締役の松原由高さんにお伺いします。
将来的にはどういう事への利用が期待できるのでしょうか?
松原:

今、水島から説明させて頂いたような特性を生かせば、省エネ送風を実現したり、電気自動車への応用が期待されますね。

実用化にむけて、現在はどの段階にあるのでしょうか?
松原:

現在はまず車載用モータとしての開発を進めています。ソーラーカーへの搭載ですね。この実現に向けて、昨年末から活動を続けてきており、今年はソーラーカーレースへの参戦を予定しています。ソーラーカーレースは本モーターの特性を評価いただく上で省電力とハイパワーを実証する最高の場になると考えています

今取り組んでおられる課題は何ですか?
松原:

ソーラーカーレースというと、地味でおとなしいイメージを想定される方もいらっしゃると思いますが、実際は多くのカーブと上り坂も有り、また直線コースでは時速100キロ近いスピードで、レーシングカー並みの過激なレースがが展開されるんですよ。それに対応するパワーを実現するために、高回転型モーターで分厚いトルクを生みだすための工夫と、更なるモーターのパワーアップを図っています。

どんな方々がチームを組んで、どのような役割でこのモーター開発をしておられるのでしょうか?
松原:

代表取締役の川合がチームリーダーとして、他の取締役の3名がそれぞれの役割を分担してプロジェクトを推進しています。本モーターの発明者である水島が率いる開発部が先端開発を行い、製作エンジニアリングと評価試験を山田が取りまとめ、私、松原がプロジェクト遂行の統括を行っています。これらのスタッフは皆ベンチャー企業の創業経験を持つユニークな面々で、本プロジェクトに対してそれぞれが皆特別な思いを持って集まってきました。

外部で提携しているパートナーなどはありますか?
松原:

ソーラーカーレース活動を長年に渡って行ってきた、関西の某教育機関が、本モータに関心をもっていただいています。先ほどお話したソーラーカーへのモーター搭載と、ソーラーカーレースへの参戦も、この教育機関との共同プロジェクトとして準備を進めています。

最後に、代表取締役であり、このプロジェクトチームのリーダーでもある川合アユムさんにお聞きします。このモーター開発によって最終的にたどりつきたい夢や目標はなんですか?

川合:

現在私たちが直面している経済問題を含めて、地球上で人類が抱えている問題の根源には全て、エネルギーと食糧の問題があるんです。つまり、エネルギーと食糧さえ確保できれば、全ての問題は解決すると言ってもいいんですね。特にエネルギー問題は、これからの時代に新しいパラダイムを開いていくためには核となるものです。

このモーター開発によって目指しているのは、単に高効率でクリーンなエネルギーの提供だけではなく、恒久的にエネルギーフリーなシステムの提供です。そのような社会システム全体に貢献できるテクノロジー、ひいては地球全体に貢献できるテクノロジーへとつながっていくイメージを描きながら、開発を進めています。

ありがとうございました。
(質問者:岩田夕紀)

 

 
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